映像基礎(3)

映像翻訳の3つの手法「吹替」「字幕」「ボイスオーバー」のルールを学び、それぞれの手法に応じた基本スキルをバランスよく身につけます。

こんな方にお勧めです

  • はじめて映像翻訳を学ぶ方
  • 映像翻訳の基礎を身につけたい方

コース概要

講座名
映像翻訳コース初級 映像基礎(3)
受講形式
ライブ配信(授業後、録画を視聴できます)
受講期間
2024/4/20~2024/8/10(毎週×16回)
受講料
154,550円(税込)
曜日・時間
土曜・10:00~12:00(120分)
定員
10名
修了規定
全授業回数の7割以上出席
申込締切
3/21
教材について
教材はデータでのご提供です。4/2にメールにてご案内します。
受講に必要なもの
●受講にあたって、Eメールアドレス、Microsoft WordもしくはWordファイルに対応したソフトを所有し、基本操作ができることが条件となります。
●「Zoomアカウント(無料)」と「マイク・カメラ機能のあるPC/スマホ/タブレット」が必要です。デバイスの推奨環境等はこちらの【システム要件】でご確認ください。
字幕制作ソフト「Babel」について
受講期間中はオンラインでログインできる「Babel」のアカウント情報をお渡しするため、「Babel」をインストールするPCが必要です。このソフトはWindows対応となり、Macでご使用の場合はソフト開発元メーカーのサポート対象になりません。Windows環境をインストール後にお試しください。
※使用推奨環境等はこちらの【システム要件】でご確認ください。
その他
この講座はアフレコ演習のみ、来校でのご参加が可能です(通常どおりオンラインでもご参加いただけます)。
アフレコ演習実施予定日:6/8(土)
実施日は変更になる場合があります。また社会情勢等の事情により、ご来校をお控えいただく可能性があります。
説明会
講座の内容や仕事のサポートについて紹介いたします。ご予約はこちら
スケジュールPDF

同講座の他クラスはこちら

初級映像基礎

期間
2025/1/18~2025/5/17(毎週×16回)
時間
土曜・11:00~13:00(120分)
講師
大石千恵子先生
講座詳細はこちら

初級映像基礎(2)

期間
2024/10/26~2025/3/1(毎週×16回)
時間
土曜・10:00~12:00(120分)
講師
中尾 悦子先生
講座詳細はこちら

学習内容

「吹替」「字幕」「ボイスオーバー」それぞれのルールに沿った翻訳テクニックを学ぶ

映像翻訳の最大の特徴は「映像」と「音」によって伝えられる内容を、日本語の「吹替」や「字幕」といった手法で表現することです。「吹替」では、観客は映像と音声でストーリーを理解するので、「耳で聞いて分かりやすい言葉」「登場人物の口の動きにあった言葉」で表現することが重要です。一方、「字幕」では、映像を見ながら文字を読むため、「パッと見て理解できる言葉」「映像に集中できる言葉」で表現することが重要となります。
また、今後もメディアが拡大していく映像翻訳の現場では、「吹替」「字幕」「ボイスオーバー」すべてに対応できる翻訳者が有利です。この「映像基礎」では、3つの手法を身につけることで、即戦力となるための土台を築きます。

「吹替」と「字幕」では原稿の形式が異なります。授業では原稿の作成方法から学んでいきます。
           
▲吹き替え原稿                ▲字幕原稿

プロの声優を招き、収録現場のアフレコを体験

アフレコとは、声優が映像にあわせて台本を読み、その音声を収録することです。声優は翻訳者の作成した日本語版台本をもとに役を演じますが、ディレクターからセリフの代案を求められることもあるため、翻訳者が収録に立ち会う場合もあります。
吹替の授業では、プロの声優によるアフレコ演習をカリキュラムに取り入れています。教室を収録現場に見立て、受講生が作成した日本語版台本をもとに声優が演じることによって、読みやすい台本や商品として通用するセリフまわしが体得できます。

仕事に欠かせない字幕制作ソフトの操作を習得

字幕制作ソフトとは、パソコン上で映像を見ながら、字幕の入力や表示などができるソフトで、翻訳した字幕が実際の画面上でどう見えるか確認することができます。翻訳者と映像制作会社の双方が使用することで、字幕作品の制作効率が上がるので、翻訳者には必須のソフトです。
授業では字幕制作ソフトの基本操作を学び、ソフトを使って字幕原稿を作成する機会もあります。

授業の進め方

ドラマ作品を吹替・字幕両方の手法で翻訳。講座の中盤と最後にはドキュメンタリー作品をボイスオーバーと字幕で訳します。

授業前
授業前日の正午までに課題を提出
授業当日
提出された原稿を元に講師が解説
解説後に訳例を共有

カリキュラム

担当講師

瀧ノ島 ルナ
Luna Takinoshima

映像翻訳家。映画『ヨギ&ブーブー わんぱく大作戦』(吹替・字幕)『チャーリーとチョコレート工場』『リーピング』(字幕)、海外ドラマ『ブラウン神父』シリーズ、NHKの番組などの翻訳を手がける。アメリアの「定例トライアル<映像(字幕)>」の審査も担当。

講師からのメッセージ

洋画や海外のドラマやドキュメンタリー番組が好きな方、一緒に映像翻訳の勉強をしてみませんか? 字幕や吹替のセリフはどうやって作られるのか、その裏側をのぞいてみたいと思いませんか? 授業では、そんなあなたの疑問や興味に答えられるように、映画のダイジェスト版を使って字幕のルールや吹替の手法を学びます。
半年間の授業でのハイライトは、アフレコ演習と字幕制作ソフトの操作法習得。あなたが作ったセリフをプロの声優さんに読んでもらう醍醐味と、字幕制作ソフトを使って自作の字幕を映像に取り込んで見る喜びを味わえます。
もちろん授業では毎回、皆さんの訳をもとに、分かりやすく読みやすい字幕や英文和訳の域を超えた自然な会話のセリフ作りを考えます。映像翻訳は1秒間4文字という文字数制限の中で字幕を作ったり、役者の口の動きにピッタリ合うセリフにしたり、とかく制約の多い翻訳作業になりますが、その苦しさや楽しさをぜひ一緒に体験しましょう!

受講者の声

――毎週の授業では、他の受講生の方たちの考え方を聞きながら、「同じように悩んだんだな~」と共感したり、「そんな言葉が使えるのか!」と感心したりと多くの刺激をいただきました。先生の解説は本当に勉強になることばかりでしたし、一つひとつの質問に対して丁寧にお答えいただけたので、大変ありがたかったです。

 

――訳文や翻訳ルールの解説だけではなく、実際の仕事でのエピソードなどを聴くことでより興味を持って授業を受けることができました。本当に楽しく、充実した勉強ができました。

 

――翻訳の仕方だけでなく、それに臨む姿勢や考え方も教えていただけたので、土台の土台から理解していけました。

 

(受講アンケートより)

お申込みの流れ
STEP-1
お申込み
ページ下部の「お申込み」ボタンよりお申込みください。「お申込み」ボタンが表示されない場合は、申込み期間外となります。
会員登録がお済みの方はログインしてお手続きください。登録がまだの方は新規会員登録を行ってください。
STEP-2
受講料のお支払い
お申込みページにて以下のいずれかをお選びください。
特定商取引法対象(受講料が5万円を超えるものであって受講期間が2カ月を超える講座)でない講座はご入金後のキャンセルは一切できません。
■振込(一括):
ペイジー(Pay-easy)をご利用いただきます。お申込み完了後、マイページから収納機関番号を取得しATM等からお振込みください
■クレジットカード決済:
Visa/Mastercard/JCB/American Express/Diners Club(ご利用可能回数 1・3・5・6・10回)
※お支払い金額が385,000円を超える場合はクレジットカードはご利用いただけません。
クレジットカード
STEP-3
契約書面の送付(郵送)
特定商取引法対象講座(受講料5万円超かつ期間2カ月超の講座)は、ご登録いただいた住所に契約書面を郵送いたします。
海外在住の方は特定商取引法対象外のため契約書面は送付いたしません。
STEP-4
教材の案内
「コース概要」の「教材について」をご覧ください。

お申込み後の受講の取り消しについて

特定商取引法に基づき、「契約書面」お受け取り後、8日以内はクーリング・オフが可能です。
クーリング・オフ期間経過後は受講期間終了日前日までに限り、書面の届出をもって、将来に向かって中途解約を行なうことができます。中途解約が役務提供開始前の場合、受講料の20%(ただし15,000円(法定の金額)を上限とする)の解約手数料をお支払いいただきます。受講料をお支払い済みの場合は、解約手数料と振込手数料を差し引いた金額を返金いたします。
役務提供開始後は、法定に基づいた精算方法により算出し、解約手数料と振込手数料を差し引いた金額を返金いたします。
※特定商取引法は国内居住者のみに適用され、海外居住者は上記の対象にはなりません。海外居住者が受講途中で国内転居した場合は契約書面を交付いたしますので、事務局にご連絡ください。