「英訳」のための英文法基礎

「英訳」に必要な英文法の基礎知識を身につける

こんな方にお勧めです

  • 英訳の基礎を学びたい人
  • 英日翻訳の学習経験があり、英訳の仕事もしてみたい人

コース概要

講座名
実務翻訳コース初級 「英訳」のための英文法基礎
受講形式
ライブ配信(アーカイブ配信あり)
受講期間
2024/11/9(1回)
アーカイブ配信:11/11(月)~11/22(金)
受講料
9,900円(税込)
曜日・時間
土曜・13:00~15:30(150分)
定員
50名
締切
10/22
教材について
教材はデータでのご提供です。11/1にメールにてご案内します。
受講に必要なもの
●受講にあたって、Eメールアドレス、Microsoft WordもしくはWordファイルに対応したソフトを所有し、基本操作ができることが条件となります。
●「Zoomアカウント(無料)」と「マイク・カメラ機能のあるPC/スマホ/タブレット」が必要です。デバイスの推奨環境等はこちらの【システム要件】でご確認ください。

学習内容

「英訳」に必要な英文法の基礎知識を身につける

英文法の知識をフルに活用して書いた英文がネイティブには伝わらなかった、こんな経験はありませんか? 日本人にとってわかりやすい英語はネイティブの視点に立つと曖昧でわかりづらい、ということに原因があるのかもしれません。「日本人にとってわかりやすい英語」と「英語らしい英語」は似て非なるものなのです。
この講座では主語や動詞、構文の選び方など「英語らしい英語」にするための文法の基礎知識を身につけ、「日本人にとってわかりやすい英語」からの脱却を目指します。長年、日英翻訳者、ライターをつとめる講師から日本人がやりがちな冗長な表現を避けるためのテクニックを学びましょう。

講義内容

・「日本人にとってわかりやすい英語」と「英語らしい英語」の違い
・主語と動詞の選び方
・構文の選び方
・辞書や文法書の使い方
・事前課題の解説
・質疑応答
A4で1枚、短文で6問程度
※事前課題の提出は不要です

担当講師

遠田 和子
Kazuko Enda

青山学院大学文学部英米文学科卒業。在学中に米国に一年留学。卒業後、大手電機会社に勤務し, 数年後フリーランス翻訳者として独立。翻訳の傍ら、翻訳学校講師・英語プレゼン講師を務め、英語学習本・記事の執筆に取り組む。
Website: https://www.wordsmyth.jp
著書:『英語「なるほど!」ライティング』、『Google英文ライティング』、『あいさつ・あいづち・あいきょうで3倍話せる英会話』他(講談社)、『究極の英語ライティング』、『英語でロジカルシンキング』、『フローチャートでわかる英語の冠詞』、『英語冠詞ドリル』(研究社)
訳書(共訳): 星野富弘著『愛、深き淵より』の英語版Love from the Depths─The Story of Tomihiro Hoshino、斉藤洋著『ルドルフとイッパイアッテナ』の英語版Rudolf and Ippai Attena (講談社)、岡本亮輔著『聖地巡礼—世界遺産からアニメの舞台まで』の英語版Pilgrimages in the Secular Age (Japan Library)、高木凛著『大琉球料理帖』の英語版Traditional Cuisine of the Ryukyu Islands (Japan Library)他

講師からのメッセージ

今回の講座では、英訳に関心のある方に「訳し方の基本的なコツ」をお伝えします。英訳の場合、ターゲット言語が自分の母国語ではないため、ソース言語である日本語の発想のまま英語を書いてしまいがちです。するとある意味「日本人にとってわかりやすい」が「なんとなく不自然な英文」が誕生します。訳文の英語から元の日本語が透けて見えてしまうのです。簡潔で明快な伝わる英語にするためには、英語の構文や品詞の特徴を理解し訳文に反映させることが大切です。そのために必要な具体的テクニックを私は「コツ」と呼んでいます。いくつかあるコツのなかで最も重要なのが、英文の骨格を形成する主語(S)と動詞(V)の選択とSV構文の分析です。本講座で講義する主要な文法事項はこの2点です。事前課題として比較的短い和文を用意する予定です。課題を元に、日英言語の違いを乗り越え、英語らしい英語に訳すポイントを解説します。
お申込みの流れ
STEP-1
お申込み
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STEP-3
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STEP-4
教材の案内
「コース概要」の「教材について」をご覧ください。