コース概要
- 講座名
- ちょっと面白い、「聖書」イディオム PART.1
- 配信期間
- 2023/6/9~2023/6/30
配信日にメールにてご案内をお送りします。 - 受講料
- 6,050円(税込)
- 動画時間数
- 約90分
- 受講対象
- 翻訳学習経験者
- 申込締切
- 6/3
- 質問受付期間
- 6/9~6/30
動画視聴後、講師に質問することができます。回答は2週間以内にお送りします。
※質問はお一人様1問とさせていただきます。
聖書に登場する5つのイディオムを課題に取り上げ、訳し方と背景知識を学びます。
欧米の文化と深く結びついている聖書の教え。海外の作品では、聖書の中から引用されたセリフや言い回しが出てくることが少なくありません。聖書の中でどんな意味をもつのか、きちんと理解して訳す必要がありますが、明らかに聖書からの引用だとわかる場合がある一方、そうではないものもあります。つまり、日頃キリスト教にあまり親しんでいない人でも、知らず知らずのうちに、聖書から引用されたイディオム(慣用句)に接しているのです。この講座では、そのようなイディオムの中から、英文に頻出するイディオムを課題に取り上げて解説します。
講師は長年、映画の日本語版制作の現場で活躍し、自身が敬虔なクリスチャンでもある小川政弘先生。字幕翻訳者としての実績を多数持ち、キリスト教や聖書にも深いつながりをもった小川先生が、知っておくと面白くて役に立つ、聖書の知識やイディオムの訳し方についてわかりやすくお話しします。
なお、課題はイディオムの翻訳だけではなく、インターネット検索などを使って、出典と聖書の中での記載箇所も調べるという内容です。そのイディオムの使われている聖書本文の段落を読み、その文脈に親しんだうえで動画を視聴してください。聖書のイディオムに興味がある、訳し方に迷ったことがある、という方はぜひ、この機会に動画で学習しましょう!
・Like a lamb to the slaughter
・gnash one’s teeth
・turn the other cheek
・bear/carry a (one’s) cross
・upper room/ upstairs
――聖書に登場する人々の置かれていた状況などが具体的なイメージとして理解できました。
――映画などでよく耳にする言い回しの背景がよくわかりました。
元ワーナー・ブラザース映画製作室長。字幕翻訳者養成学校講師として字幕クラス、聖書・キリスト教、法律専科クラスで教える。46 年半のワーナー在職中、約40 年にわたって、2,000 本を超える字幕・吹替版製作に従事。
「ハリー・ポッター」「マトリックス」「リーサル・ウェポン」シリーズ、「JFK」「ラスト・サムライ」「硫黄島からの手紙」二部作等を監修。自身も「偉大な生涯の物語」「ソロモンとシバの女王」「イングリッシュ・ペイシェント」「老人と海」など、多数の作品を字幕翻訳。キリスト教ラジオ放送で入信、信仰歴56年。