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- 翻訳業界で活躍する受講生
- 田中和香子さん
受講生インタビュー
沖縄の地で仕事に全力投球しています
英語を使う仕事に憧れ、机上での地道な作業も好きだったため、翻訳に興味を持ちました。通学 映像翻訳コース「映像基礎」で字数制限の中でど のように訳語を選べばいいか、理解を深め、その後、受講した上級(ゼミ)で現場を意識した実戦訓練に励みました。
ゼミクラス修了後、翻訳者ネットワーク「アメリア」でスタッフを募集していた字幕制作会社に就職しました。入社4年目に在宅勤務になったため、沖縄へ移住。その1年後に独立し、長編映画やドラマの字幕翻訳、字幕チェック、リライトなどを請け負っています。初めての劇場公開作『3時1 0 分、決断のとき』を訳したときは、有名俳優が出演しているので感動しましたね。初号試写などにも参加し、興奮の連続でした。
フェロー・アカデミーで学んでよかったと思うのは、現場で活躍中のプロの方から学べた点です。先生の姿に将来の自分を重ね、意欲満々で学習できました。大切な教えもたくさんいただき、特に「本当にその言葉が適当なのかを考えて字幕を作りなさい」という言葉は、字幕のルールだけに気を取られそうになったときのブレーキになっています。いただいた仕事には全力投球。楽しみながら一生続けていきたいです。
プロとして仕事を続けていくには、クライアントのニーズに応える柔軟な姿勢が必要です。こだわりを持ってもよいですが、日本語版制作の一員として関わっているというスタンスで臨むことが大切です。