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- 翻訳業界で活躍する受講生
- 元井夏彦さん
受講生インタビュー
待望の児童書を翻訳 編集者の方と頭をひねりあうのが楽しかったですね
音楽を志し東欧に留学中、児童書という「形に残る表現」に興味が湧きました。帰国後、翻訳にチャレンジしてみようと思い立ちました。新潟在住のため通信講座を選択。初めて本格的に翻訳を学ぶため、入門レベルの「翻訳入門<ステップ18>」からスタート。その後、出版系の通信講座をひと通り受講した後、上京し、こだまともこ先生のもとで、児童書の翻訳を学びました。
授業でさまざまな課題に取り組み、訳文を批評してもらうなかで、徐々に自分のスタイルができあがっていったように思います。ただ児童書の場合は対象年齢が低いので、あれこれ配慮してうまく訳せたと思っても、子どもに「つまらない」と思われたら失敗です。児童書翻訳の難しさですが、そこに訳しがいやを面白さを感じています。
こだま先生の紹介でリーディングをしたことがきっかけとなり、2013年に児童書を翻訳しました。それ以前に音楽書を2冊手がけていたので初仕事ではありませんでしたが、待望の児童書ということで嬉しさは格別。コミカルな作品だったため、どう訳せば子どもたちに笑ってもらえるか、編集者の方と一緒に頭をひねるのが楽しかったです。
現在は、地元に戻り、出版翻訳者として児童書や音楽書を翻訳しています。「こだま特別ゼミ」に在籍し、今も新潟から月1回通学しています。今後はシリアスなYAや東欧の児童書、音楽系のフィクションなど、いろいろ挑戦してみたいですね。夢は広がるばかりです。
人の批評や意見には素直に耳を傾けましょう。経験上、耳が痛いことほど上達のヒントになります。また、翻訳者として仕事をしていくうえで自分の専門は必ず役立ちますので、それが何であれ大事にしてください。
元井夏彦さんが受講した講座(通学)
ライブ配信
中級児童文芸
- 期間
- 2024/10/16~2025/2/26(隔週×10回)
- 曜日・時間
- 水曜・18:30~20:30(120分)
- 受講料
- 102,300円(税込)
- 出版翻訳
ライブ配信
上級こだまゼミ【編入】
- 期間
- 2024/10/10~2025/2/13(隔週×9回)
- 曜日・時間
- 木曜・18:30~20:10(100分)
- 受講料
- 80,520円(税込)
- 出版翻訳