亀井玲子さん
派遣の仕事をしながら映像コースの基礎、実践、ゼミを受講。2007年、DVD『マスク・オブ・レジェンド』(吹替)で翻訳者デビュー。以後、多くのCS ドラマの翻訳を手掛ける。他のDVD作品に『バイオハザードX』(吹替)。
派遣の仕事をしながら映像コースの基礎、実践、ゼミを受講。2007年、DVD『マスク・オブ・レジェンド』(吹替)で翻訳者デビュー。以後、多くのCS ドラマの翻訳を手掛ける。他のDVD作品に『バイオハザードX』(吹替)。
かねてより英語を使った仕事をしたいと思っていました。映画好きだったこともあって、映像翻訳者を目指して学習をスタート。フェローを選んだのは、映像だけではなく、いろいろな分野の翻訳にも力を入れているから、翻訳業界全体の情報をたくさん得られると思ったからです。仕事帰りに通いやすい立地にあることも魅力でした。
授業で最も印象に残っていることは一つのセリフに対して複数の訳を即座に答えていくという演習。他の人の訳を知ることで表現の幅を広げることができますし、納期の短い映像翻訳の仕事をするようになった現在、授業で培った瞬発力がとても役に立っています。
「映像基礎」を修了後は、アンゼたかし先生の「吹替・字幕」に進み、現在はゼミを受講しています。ゼミ生にはすでにプロとして活躍されている方も多く、下訳や初めての吹替作品『マスク・オブ・レジェンド』も先輩から紹介していただきました。
仕事をするようになって実感するのは人とのつながりと自己管理の大切さです。今、毎日翻訳の仕事ができるのはフェローでの出会いがあったからこそ。また、駆け出しの頃はつい無理をしがちですが、そのペースを続けると後が続きません。自分の作品を着実に増やしていくためにも、万全の状態で仕事に臨めるよう心掛けています。