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- 翻訳業界で活躍する受講生
- 堀込泰三さん
受講生インタビュー
家族のために在宅翻訳者へ転身 幅広く学んだ強みを仕事に活かしています
妻の代わりに育児休暇をとって子育てに専念していたとき、妻に米国転勤の話がきたんです。それをきっかけに、働く場所を選ばない在宅翻訳者への転身を決意し、翻訳の学習をスタートしました。まずは「翻訳入門」で英文法の復習を中心に翻訳の基礎を学習。その後「ベーシック3コース」で、専門である技術分野のみならず、幅広いジャンルを学習して応用力を身に付けることができました。
ベーシック3コースを受講していたとき、先生に「分野に選ばれるようになれ」と言われ、学習への取り組みが変わったことを覚えています。入学前はエンジニアをしていましたが、自分の専門である技術系だけにこだわらず、実務・出版・映像と幅広く学びました。事実、初めていただいた仕事は法律関係だったんです。
受講中に翻訳会社のトライアルに合格して仕事を始め、修了後、渡米しました。3年ほどの滞在期間中にも、インターネット経由で現地や日本の翻訳会社に登録。順調に仕事が増えていきました。2011年3月に帰国しましたが、日本でもアメリカでも在宅で仕事をするぶんにはまったく問題ありません。現在は育児をこなしながら、翻訳会社8社に登録。技術、法律、金融、ゲームなど、さまざまな分野の翻訳案件を受注しています。
2013年5月からは、ライフハッカーさんで毎日1本、記事の翻訳をしています。署名記事なので、自分の名前が翻訳者として掲載されます。プレッシャーもありますが、とてもやりがいのある仕事です。実はこの仕事、ベーシック3コースの同期だった方の紹介でやることになったんです。こんな風に翻訳者どうしの人脈が築けるのも通学ならではの魅力だと思います。
分野を絞るのも1つの方法ですが、自分の専門に完全に一致する仕事ばかりではありません。幅広く学んだほうが自分の「向き・不向き」を見極めるのに役立ち、仕事を得るチャンスも広がります。今後は映像翻訳にも手を広げたいと思っていますし、訳書も出したいと思っています。ベーシック3コースで幅広く学習した強みをさらに活かしていきたいですね。